カツオ

食品の豆知識「カツオ」のページ

食品の豆知識「生鮮食品・加工食品」編
 食品の豆知識「生鮮食品・加工食品」編 トップページ > 魚類 カ〜サ行 > カツオ

食品の豆知識「カツオ」

 食品には、私達の身体に栄養を補給する働き、バランスを整える働き、また、旨味や彩り、香りなどを楽しませる働きがあります。すなわち、私達が生活するうえにおいて、またそれを楽しむうえで、必要不可欠な存在といえます。そこで、この食品の豆知識「カツオ」のページでは、カツオの特質、品質、調理、用途、加工品などの内、特に必要と思われる基本情報を列挙し、その情報によって、今の食生活が更に有意義なものになればと願っています。

カツオ、かつお、鰹、サバ科

*****
ー スポンサードリンク −


カツオ
 カツオ類はサバ科の魚類で、カツオ、マルソウダ、ヒラソウダ、スマ、ハガツオ(別名キツネガツオ)などが挙げられます。

いずれも暖海性の回遊魚です。

体長は、カツオが90cm程度、マルソウダが35cm程度、ヒラソウダが40cm程度、スマ、ハガツオが1m程度になります。

また、カツオ、スマ、ハガツオは体側にそれぞれ特有な縞模様がありますが、マルソウダ、ヒラソウダは体型が丸みをおびています。

カツオ類の中で最も美味なのはカツオで、次にハガツオ、スマ、ヒラソウダになります。

旬は夏場で、調理としては、にんにく、生姜を薬味とし、たたき、刺身にしていただきます。

ほかに、照り焼き、煮物、佃煮などにも利用します。

加工品としては、カツオ節、缶詰、また、胃、腸、肝臓などでつくる塩辛などがあります。

なお、「花カツオ」は、ソウダ節、サバ節を蒸して削ったものをいいます。

また、マルソウダを原料にした「ソウダ節」は、「カツオ節」の代用として「そば屋」の出汁に広く利用されています。


「七訂日本食品標準成分表」はこちら

【主な栄養素】(秋獲り−生)
エネルギー
(kcal)
タンパク質
(g)
脂 質
(g)
炭水化物
(g)
食物繊維
(g)
165 25 6.2 0.2 0
レチノール
(μg)
β-カロテン当量
(μg)
ビタミンD
(μg)
ビタミンE
(mg)
ビタミンK
(μg)
20 0 9 0.1 0
ビタミンB1
(mg)
ビタミンB2
(mg)
ビタミンB6
(mg)
ビタミンB12
(μg)
葉 酸
(μg)
0.1 0.16 0.76 8.6 4
ナイアシン
(mg)
パントテン酸
(mg)
ビタミンC
(mg)
18 0.61 0
ナトリウム
(mg)
カリウム
(mg)
カルシウム
(mg)
マグネシウム
(mg)
リ ン
(mg)
38 380 8 38 260

(mg)
亜 鉛
(mg)

(mg)
マンガン
(mg)
1.9 0.9 0.1 0.01
※ 上記は、五訂日本食品標準成分表より (可食部100cあたり)
※ ビタミンA(レチノール当量(μg))=レチノール(μg)+(1/12)×β-カロテン当量(μg)
※ 炭水化物=糖質+食物繊維
※ 食品の栄養 詳細ページ : カツオ


カツオ

マルソーダ ヒラソーダ

ス マ

ハガツオ

焼きカツオ

カツオブシ ハツブシ

シンブシ ソウダブシ

花カツオ

メニュー

*****
ー スポンサードリンク −



【索引ページ】



[PR]
ジーンズ色いろ 栄養管理&食品 病気とからだナビ 暮し生活のアイディア
病気と症状いろいろナビ 病気と症状ひと口メモ 呼吸器の病気ナビ 妊娠@ガイドブック
運動器の病気ナビ 皮膚と皮膚付属器の病気ナビ
当サイト、当サイト名、および当サイトの内容・画像等を、あたかも自分のサイトであるかのように利用・使用するのはおやめ下さい。もちろん、内容・画像等の複製(コピーなど)もご遠慮願います。 当サイトのご利用には、人間としてのモラルをもってお願い致します。このサイト「食品の豆知識「生鮮食品・加工食品」編」の全ページの著作権は、すべてこのサイトの管理者にあります。
Copyright (C) 食品の豆知識「生鮮食品・加工食品」編 All Rights Reserved