カツオ類はサバ科の魚類で、カツオ、マルソウダ、ヒラソウダ、スマ、ハガツオ(別名キツネガツオ)などが挙げられます。
いずれも暖海性の回遊魚です。
体長は、カツオが90cm程度、マルソウダが35cm程度、ヒラソウダが40cm程度、スマ、ハガツオが1m程度になります。
また、カツオ、スマ、ハガツオは体側にそれぞれ特有な縞模様がありますが、マルソウダ、ヒラソウダは体型が丸みをおびています。
カツオ類の中で最も美味なのはカツオで、次にハガツオ、スマ、ヒラソウダになります。
旬は夏場で、調理としては、にんにく、生姜を薬味とし、たたき、刺身にしていただきます。
ほかに、照り焼き、煮物、佃煮などにも利用します。
加工品としては、カツオ節、缶詰、また、胃、腸、肝臓などでつくる塩辛などがあります。
なお、「花カツオ」は、ソウダ節、サバ節を蒸して削ったものをいいます。
また、マルソウダを原料にした「ソウダ節」は、「カツオ節」の代用として「そば屋」の出汁に広く利用されています。
|