カテージチーズは、脱脂乳、脱脂粉乳、還元牛乳などを原料としてつくられた、硬質で熟成をしない典型的なソフトカードチーズです。
欧米では一般家庭で自然発酵させ、料理用として広く用いられています。
なお、このカテージチーズにクリームを添加し、脂肪含量を4%またはそれ以上にすると、フレーバーが改良され「クリームカテージチーズ」とよばれるものになります。
ちなみに、家庭では1ガロン(3.78g)の脱脂乳から約1ポンド(454g)のチーズが得られますが、工場では脱脂乳に対して12〜15%のカード、14〜18%のクリームカテージチーズが得られます。
ただ、水分を70〜73%含んでいますので、保存性が悪く、カビ、酵母に侵され易いのが欠点です。
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