カシューナッツ |
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カシューナッツ(ウルシ科)は、西インド、南米原産の樹高が10mになる常緑高木(喬木)「カシュー」の種子(仁)のことをいい、これをナッツとして食用にします。
そのローストしたナッツの成分には、タンパク質が(19.8%)、脂肪が(47.6%)、炭水化物が(26.7%)、食物繊維が(6.7%)、鉄が(4.8mg/100g中)、亜鉛が(5.4mg/100g中)含まれていますが、ナッツ類の中では、タンパク質とデンプンの含有量がやや多めで、油脂分の含有量は中程度です。
このカシューナッツは、勾玉(こうぎょく)の形をした歯ざわりの柔らかいナッツです。
調理としては、油で揚げたり炒めたりしていただきますが、塩で味を付けビールのつまみにも用います。
また、すりつぶして、カシューバターを製造することもあります。
ちなみに、広東料理で、カシューナッツと鶏肉の炒め物「腰果鷄丁」はよく知られています。
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喬木(きょうぼく=高木)とは、丈の高い木。樹木のうち、おおよそ丈が人の身長より高く、一本の太い主幹が明瞭であるものをいいます。 |
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