カリフラワー(ハナヤサイ)はアブラナ科に属する1〜2年生草本で、地中海原産の一種のキャベツです。
「花やさい、花キャベツ、ショウフラ」ともいい、花の変形した部分(花のつぼみと茎)を主に食用にします。
欧米で広く栽培されていますが、日本では、主な産地として、茨城県、熊本県、徳島県、愛知県、埼玉県、長野県などが挙げられます。
また、栽培型に、春蒔き、夏蒔き、秋蒔きがあり、市場では、一年中みることができます。
品質としては、大きく盛り上がっていて、表面にあまり凹凸がなく、色沢のあるもの、また、若々しいものが良品で、黄みをおび、毛羽立ちや小葉をはさんでいるものは味も香りも良くありません。
栄養としては、ビタミンCが、(81mg/100c中)、葉酸が(94μg/100c中)含まれています。
調理としては、熱湯に塩と酢を少々加えて、白く茹で上げ、サラダ、和え物、酢の物などにしていただきます。
また、炒め物、グラタンなどのほか、水煮加工品にも利用されます。
いずれにしても、このカリフラワーは、和、洋、中華のいずれの料理にもむいています。
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