カンゾウ |
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カンゾウ(萱草)はユリ科に属する多年草で、野原や畦道などに生え、黄色あるいは橙色の花を咲かせます。
日本の野生種には、ノカンゾウ、ヤブカンゾウ(藪萱草)など約10種類ありますが、若芽や若い花序が食用になります。
調理としては、茹でて和え物(酢味噌和え)に、また、煮付け、天ぷら、汁物、味噌漬などにしていただきます。
花は、酢の物に用います。
なお、このカンゾウ(萱草)は、マメ科の多年草で鎮痛や解毒作用を有する薬用植物のカンゾウ(甘草)とは異なります。
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多年生植物とは、二年以上にわたって生存する植物。 |
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草本は、茎が概して軟らかく、毎年冬になると地上部は枯死しますが、地下部が越冬し春に芽を出します。 |
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花序(かじょ)とは、花軸についている花の配列状態を指します。 |
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