いちじく |
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いちじく(無花果)はクワ科に属し、地中海沿岸地方が原産で、樹高が2〜4mになる落葉樹です。
その果実は花托の肥大したもので、夏から秋にかけて成熟します。
ちなみに、「いちじく」は、いわゆる偽果で、花らしい花が開かないまま結実するため、「無花果」と書かれますが、果実の内側に白い小花が多数集まっています。
全国各地に分布し、特に、温暖で、水はけの良い地方で栽培されています。
主な産地は、愛知県、和歌山県、兵庫県、大阪府、福岡県などで、9月上旬から10月上旬に収穫されます。
植えて3年目から収穫できます。
注目される成分としては、還元糖が13.4%含まれています。
なお、この「いちじく」は、可食部が97%あり、生食にするほか、煮物、ジャム、シロップ漬缶詰、乾果などにも利用されます。
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