ひじき

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食品の豆知識「生鮮食品・加工食品」編
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食品の豆知識「ひじき」

 食品には、私達の身体に栄養を補給する働き、バランスを整える働き、また、旨味や彩り、香りなどを楽しませる働きがあります。すなわち、私達が生活するうえにおいて、またそれを楽しむうえで、必要不可欠な存在といえます。そこで、この食品の豆知識「ひじき」のページでは、ひじきの特質、品質、調理、用途、加工品などの内、特に必要と思われる基本情報を列挙し、その情報によって、今の食生活が更に有意義なものになればと願っています。

ヒジキ、ひじき、鹿尾菜、ホンダワラ科

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ひじき
 ひじき(鹿尾菜)は褐藻類ホンダワラ科の海藻で、ヒズキモ、ネイリ、ナガヒジキなどともいい、北海道南岸から瀬戸内海、九州沿岸にかけて分布しています。

全体に黄褐色で、主枝は直立し、羽状をした多くの小枝を出しています。

また、全長が50〜100cmになり、春から夏にかけて成長し、繁茂(はんも=生い茂ること)します。

栄養としては、炭水化物を(56%)、食物繊維を(43%)、ビタミンA(カロテン)を(270μg/100g中)、カルシウムを(1400mg/100g中)、マグネシウムを(620mg/100g中)、鉄を(55mg/100g中)、亜鉛を(1.8mg/100g中)含んでいます。

調理としては、干ひじきにした保蔵品を、水でもどして、煮付け、ひじき飯などにしていただきます。


「七訂日本食品標準成分表」はこちら

【主な栄養素】(干しひじき)
エネルギー
(kcal)
タンパク質
(g)
脂 質
(g)
炭水化物
(g)
食物繊維
(g)
139 10.6 1.3 56.2 43.3
レチノール
(μg)
β-カロテン当量
(μg)
ビタミンD
(μg)
ビタミンE
(mg)
ビタミンK
(μg)
0 3300 0 1.1 320
ビタミンB1
(mg)
ビタミンB2
(mg)
ビタミンB6
(mg)
ビタミンB12
(μg)
葉 酸
(μg)
0.36 1.1 0.01 0 84
ナイアシン
(mg)
パントテン酸
(mg)
ビタミンC
(mg)
2.9 0.49 0
ナトリウム
(mg)
カリウム
(mg)
カルシウム
(mg)
マグネシウム
(mg)
リ ン
(mg)
1400 4400 1400 620 100

(mg)
亜 鉛
(mg)

(mg)
マンガン
(mg)
55 1.8 0.18 1.72
※ 上記は、五訂日本食品標準成分表より (可食部100cあたり)
※ ビタミンA(レチノール当量(μg))=レチノール(μg)+(1/12)×β-カロテン当量(μg)
※ 炭水化物=糖質+食物繊維
※ 食品の栄養 詳細ページ : ひじき



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