ハトムギ |
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ハトムギ(はと麦)はイネ科に属し、朝鮮麦、カラ麦(唐麦)などともいいます。
アジアの熱帯地方が原産とされ、主にインドなどで栽培されています。
栽培地では、炊飯、あるいは、粥にして賞用されています。
ちなみに、このハトムギの名は、殻をむいた子実の形がハトに似ているからとする説と、ハトが好んで食べるからという2つの説があります。
なお、日本には18世紀に渡来したといわれていますが、収穫適期がないこともあり、現在のところ、生薬、健康食用に、東北から九州の一部で少量栽培されています。
用途としては、生薬(よくいにん=ハトムギの皮を除去し乾燥した種子)、茶(はとむぎ茶)、麦飯(精白し米と炊き合わせた飯)、精白粉(精白し粉にしたもの)などに利用されます。
また、茎葉は家畜の飼料に利用されます。
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実 |
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