はんぺん |
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はんぺんは、キメの細い気泡を含んでいる練製品の一種で、純白でふわっとした食感が特徴です。
ちなみに、静岡、愛知では、イワシなどを主原料にした「黒はんぺん」とよばれる練製品があります。
一般に、はんぺんは、サメ、カジキが主原料として使われます。ウバザメ、ホシザメ、サカタザメ、ヨシキリザメなどです。
はんぺんの製法としては、白色の身を塩ずりし、おろしたヤマイモを5〜10%加え、すりつぶし続けます。
すると、空気を含んで容積が2倍近くに増え、これに調味料、デンプンなどを加え、木枠または自動成形機などで角型に形を整え、85〜90℃の湯に入れ加熱して仕上げます。
栄養としては、タンパク質を(9.9%)、炭水化物を(11.4%)ほど含んでいます。
調理としては、おでん、吸い物などに用いますが、ほかに、つけ焼き、バター炒め、フライなどにしていただきます。
ちなみに、この「はんぺん」は、東京の名産品です。
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