ごま(胡麻)はゴマ科に属する一年草で、インドあるいはマレーシア、エジプト、アフリカが原産といわれています。
産額からみると、現在、ミャンマー、インド、中国が主な生産地として挙げられます。
日本では、わずかに栽培されている程度です。
草丈が1m程度になり、淡い紫色の花をさかせます。また、実の中には多数の種子を含んでいます。
用途としては、その種子を精油原料として利用します。
種皮の色から、黒ごま、白ごま、茶ごま(褐色)に分けられますが、含油量は、白ゴマが多く(55%)程度になります。
黒ごまはやや少なく(50%)前後です。
栄養としては(80%)を占める脂質のほかに、タンパク質を(18%)前後含んでいます。
なお、このごま(胡麻)は、精油原料のほかに、炒ったり、また擦りつぶして、薬味、香辛料として料理(ごま塩、ごま和え、ごま豆腐など)に用います。
ほかに、製菓の材料にも利用されます。
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