がんもどき |
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がんもどきは、もともと精進料理のうちの肉の代用品として作られたもので、関西では飛竜頭(ひりゅうず、ひろうす)ともいいます。
ふつうにつくった豆腐に、トウモロコシ、ギンナン、シイタケ、ヤマイモ、ニンジン、ゴボウ、コンブ、ゴマなどを入れて、よく混ぜ合わせ、一定の大きさに成型して、最初は低温で、次いで高温の油で揚げたもので、淡白な豆腐に味が添えられた食品です。
ちなみに、この「がんもどき」の呼び名の由来は諸説ありますが、雁(がん)の肉に味を似せたことからつけられた説が、最もよく知られています。
栄養としては、タンパク質を(15.3%)、脂質を(17.8%)、カルシウムを(270mg/100g中)、鉄を(3.6mg/100g中)、亜鉛を(1.6mg/100g中)含んでいます。
調理(用途)としては、おでん、煮物などにしていただきます。
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