粉 乳 |
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粉乳は、牛乳を濃縮、乾燥して粉末にしたもので、製品の溶解性を低下させないために、良好な新鮮乳を用いるのが普通です。
栄養面では、牛乳と同じような栄養価値をもっていて、消化率も牛乳とほとんど変わりません。
さらに、タンパク質は加熱によって、牛乳より消化され易くなっています。
なお、粉乳には、牛乳をそのまま濃縮し噴霧乾燥した「全脂粉乳」、牛乳に砂糖を加えて加熱溶解し、濃縮してから噴霧乾燥した「全脂加糖粉乳」、脱脂乳を噴霧乾燥した「脱脂粉乳」、育児用完全食を目的につくられた「調整粉乳」などがあります。
ちなみに、調整粉乳は、良質の牛乳を主原料とし、これに乳糖、消化のいい炭水化物、ミネラル、ビタミンなどを配合し粉末にしたものです。
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