ブドウ酒(ワイン)は、葡萄(ぶどう)を原料にして水を加え発酵させたもので、果実中の糖分を酵母の働きでアルコールにした果実酒です。
このブドウ酒には葡萄の皮も一緒に発酵させた「赤ブドウ酒(赤ワイン)」と圧搾して果汁を発酵させた「白ブドウ酒(白ワイン)」があります。
また、白ブドウ酒の中に炭酸ガスが溶け込んだ発泡性ブドウ酒もあります。ほかに、生ブドウ酒に果汁やブランデーを加えたものもあります。
なお、よく知られている産地としては、フランスのボルドー地方、ブルゴニュー地方、ドイツのモーゼル、ライン地方、イタリアのクロレンス地方、ポルトガルのオポルト、マディラ島、アメリカのカリフォルニア地方、日本の山梨県などが挙げられます。
飲み方としては、白ブドウ酒は冷やして、赤ブドウ酒は常温で、といいますが、最近はあまりこだわっていないようです。
また、食用のほかに、料理や菓子、医薬にも利用されます。
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