ボ ラ |
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ボラはボラ科の魚で、地方によっても、また、大きさによっても呼び名が変わる、いわゆる出世魚です。
東京では、3〜6cmのものを「オボコ、イナッコ、スバシリ」、18〜30cmのものを「イナ」、30cm以上を「ボラ」とよびます。
高知では、3cm前後のものを「ボラコ」、6cm以内を「イキナゴ、キンビシコ」、15cm前後のものを「コボラ、イナ」、二年魚以上のものを「ボラ」とよびます。
世界的に広く分布する魚で、特に、太平洋、大西洋、インド洋、地中海などに生息しています。
栄養としては、タンパク質を(19.2%)、脂質を(5.0%)、また、ビタミンA,D,B1、B2、リンなど含んでいます。
調理としては、鮮度の良いものは水でしっかりさらし、「あらい」にしていただきますが、特臭があるので、主に、塩焼き、味噌漬けなどに利用されます。
加工品としては、卵巣よりつくる「からすみ」がもっとも有名ですが、ボラの稚魚「いな」を使った愛知県蟹江町に伝わる郷土料理「いなまんじゅう」もあります。
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カラスミ |
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