小豆(あずき)はマメ科に属し、アジアが原産で古くから栽培されています。
日本では、北海道、丹波、備中が三大産地とされていますが、相当量が現在輸入されています。
ちなみに、この植物は、草丈が70〜90cmで、夏に黄色の蝶の形の花を咲かせ、開花後に莢を結びます。また、実はダイズよりやや小さく、品種によっては赤色や白色などになります。
小豆は、栄養価(乾燥豆)がとても高く、タンパク質を(20.3%)、炭水化物を(58.7%)、ビタミンB1を(0.45mg/100c中)含んでいます。
品質(乾燥豆)としては、一般に、良く乾燥していて、粒が揃い、光沢のあるものが良いとされています。
調理としては、赤飯、小豆ご飯、小豆粥、また、ぜんざいなどにしていただきます。
加工品としては、餡(あん)、甘納豆、羊羹(ようかん)などに利用されます。
なお、アズキを餡にすると、アントシアニンなどが金属イオンと反応して暗黒褐色になります。
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