アスパラガス()はキジカクシ科(ユリ科)に属し、「西洋ウド」ともいい、日本には、江戸時代にオランダ人によって伝えられましたが、食用として栽培されるようになったのは明治からです。
現在は「グリーンアスパラガス」の需要が多く、ハウス促成ものなど年間を通して出回っています。
主な産地は、北海道、佐賀県、長野県、熊本県、福岡県、長崎県などです。
品質としては、幼茎が太く、節間(せつかん)の部分が間伸びせず、根元から先端までがほぼ同じ太さのものが良いとされています。
栄養としては、カロテン、葉酸を比較的多く含んでいます。
調理(グリーンアスパラガス)としては、塩を少々入れた湯で、穂先がくずれないように茹でて、肉料理などの添え物、また、サラダ、グラタン、バター炒めなどにしていただきます。
なお、このアスパラガスには、マツバウド、オランダキジカクシ、野天門などの別名があります。
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